『oh my God』
限り無い情熱を欲望に捧げ 互いに傷付け奪い合う 哀しみに溢れた此の街
其々の不安と苛立ちの中 等身大で溜息を吐いて
此処に集まる奴等は 皆 退屈抜け出したがってる
報われぬ愛を抱くよりも 形の確かな金を握り締め
今度は何に注ぎ込むんだい 早くしねえと夜が明けちまうぜ
激痛の伴う快楽に溺れ 深みに嵌まり 朽ち果てて逝く 憐れみを懸けられた廃人
其の内 騙された事を告げられ 苦悩にのたうち回る始末 oh my God no.
其れでも 刺激を求めてんだよ 悪意に犇めき躰が疼く
最低な生き物だよ お前は 地獄に堕ちるがいい
這い蹲って赦しを乞うても救いの手は差し伸べられずに
路地裏を彷徨う 捨て猫みたいに 誰にも気に止められず 時間と風がただ過ぎるだけ
僕達の暮らしは とてもむなしく 増してや とても残酷で
何処にも居場所が無くって 皆 心ん中は空っぽだ
幸せの意味を探すよりも 形の有るものしか求められず
今夜も狂った浮世を照らして まん丸いお月様が笑ってら
限り無い欲望に情熱を捧げ 汚い街並みに呑み込まれて往く 貧弱な人の魂
地獄ってのは僕等の住む 此の現世の事なのかい oh my God yes.
其れでも 奇跡を起こして御呉れよ 無意味な祈りだと解って居てもさ
軈て気付く日が来るのか 誰もが愚かさにへつらい 生き延びて居るだけだということに
意識が破壊されそう 神経がブチ切れそう 良い事なんか 此っぽっちも無さそう
だったら
本当に其れで良いのか 自分を疑え
人間 是で満足なんて有る訳無いだろう